環境

 

GHG排出削減への取組み

当社グループは、事業を通じて省エネ・創エネ・蓄エネなどに関する商品・サービスを提供することで、気候変動の原因となるGHG(温室効果ガス)排出量を削減し、持続可能な社会の実現に貢献しています。下記では、具体的な削減目標と取組みの一部をご紹介します。

目標

当社は、GHG排出量(Scope1,2)を2021年度比で「2030年度38%削減」「2050年度100%削減」とした、カーボンニュートラルを目指すGHG削減目標を設定しました。これは、日本政府からカーボンニュートラル宣言が公表され、国際的にも気候変動への対応強化が求められていることを踏まえ、国際的な水準である年次4.2%の削減を実現する内容としています。

当社の2023~2025年度第一次中期経営計画において、ESG経営を戦略骨子の1つとして進めており、GHG排出の削減に向けて、これまで事業所における省エネ活動による消費電力の削減や所有不動産のZEB Ready取得、社用車のEV転換などに取り組んできました。今後は、現在の施策強化に加え、再生可能電力の導入率の更なる向上など、目標達成に向けた取り組みを加速してまいります。

GHG排出量削減目標グラフ

再生フロンへの取組み

空調機器の冷媒として使われているフロンはCO2の数倍~数千倍の温室効果を持っています。地球環境への影響が懸念されることから、国内では段階的にフロンの生産量および消費量(生産量+輸入量-輸出量)が規制され、削減することが決定されています。 その中で注目されているのが「再生フロン」です。再生フロンは、使用済みの空調機器等からフロンを回収し、精製することで再度使用できる状態にしたフロンを指します。今までは、回収したフロンは破壊して廃棄することが一般的でしたが、資源の有効活用や冷媒供給の安定という観点から再生フロンのニーズが高まっています。また、LCA※手法による比較では、フロンの再生処理におけるCO2排出量は、フロンの破壊と新規製造にかかる合計に比べて1/12になるといわれていることからも脱炭素化に貢献しています。 そのような中、当社では株式会社環境総研と協業して、フロンの回収から再生、販売を行っています。品質面でも新品のフロンと変わらない高品質の再生フロンを提供することで冷媒の安定供給を目指しています。今後も、資源の有効活用や環境負荷低減をすることで持続可能な社会の実現に貢献します。

フロンのライフサイクル

※LCA(Life Cycle Assessment)とは、製品のライフサイクル全体(資源採掘から原料・製品生産、製品の使用、廃棄)における環境負荷を定量的に評価する手法のこと。

東テクグループ本社ビルのエネルギーマネジメント

事業所におけるエネルギー消費量の削減に向けた取組みとして、全事業所のエネルギー消費量の1/3以上を占める本社ビルを対象に、当社社員によるエネルギーマネジメントを行っています。 この取組みは、省エネ化と快適なオフィス空間の両立を目指し2021年度から実施しています。建物のユーザーである社員が、自らの建物の設備・システムの調査から運用実態の分析を行い、適切な設備運転の改善策を検討・提案し調整作業を実施・検証を行うことが特徴です。このように一貫した活動が迅速にできることで、省エネ性、快適性の向上を実現し、これらに対する知見や技術力の蓄積にも寄与しています。
東テク本社ビル

エネルギーマネジメントのサイクル

東テクグループ本社ビルのエネルギーマネジメント

この取組みよる改善策の効果もあり2022年度では、およそ12%(2021年度比)の電力消費量の削減を達成しました。

2022年度では、およそ12%(2021年度比)の電力消費量の削減を達成しました。