株主・投資家のみなさまへ
代表取締役社長への就任にあたりこれからの東テクグループが目指す姿について私の想いをお伝えしたいと思います。
東テクは1年後の2025年7月に70周年を迎えます。1955年に東京機工株式会社として発足以来、冷熱機器を中心とした設備関連機器とそれらの制御技術を提供する専門商社のパイオニアとして、一歩一歩確実に事業規模を拡大してまいりました。この歴史ある企業の4代目社長として果たすべき責務をしっかりと自覚しステークホルダーの皆様の期待に応えることができるようリーダーシップを発揮して東テクグループを牽引してまいる所存です。
当社グループは、「東テクグループはこころ豊かな快適環境を創造します。」という存在意義のもと、2030年をターゲットとする長期ビジョンにおいて「ここちよい、をその先へ。」をスローガンに掲げております。人に、社会に、地球に、ここちよい、そんな時代の「ここちよさ」を技術革新や社会構造の変化を捉え追求する、一歩先の未来の快適環境を創造できるグループを目指しております。
当社を取り巻く環境は短期的には旺盛な建設需要、人口減少や少子高齢化による労働力不足、地球温暖化などの地球環境問題、新型感染症や地政学リスクなど日々刻々と変化しておりますが、2023年4月に策定した第一次中期経営計画(2023年4月~2026年3月)の戦略骨子テーマ「人にここちよい」を「人財への投資」「ESG経営」「コア事業の強化」「海外事業の拡大」の側面から実行・達成することにより、社会的価値と経済的価値を創造してまいります。
一方で長期的には2055年に「100年企業」の仲間入りをすべく当社グループに関わるお客様や社員、協力会社、地域社会や株主・投資家の皆様といった全てのステークホルダーに対して持続的に利潤を分配すべく企業経営に取り組んでまいります。一朝一夕に実現できる目標ではありませんがグループ社員が一丸となりチームとして息の長い取り組みを継続してまいる所存です。今後の東テクグループの力強い成長にご期待ください。
2024年4月1日
代表取締役社長 金子 清貴