People
計装技術職 02
2010年入社
東京計装事業部
01
ひとつとして同じ建物は無く、
難しさの先に大きな達成感がある
計装事業部の仕事は、中央監視システムの構築や熱源・空調制御システムの構築およびそれらの施工まで携わります。建物全体の設備や機器の制御を通して、オフィスビルや工場、商業施設など、さまざまな空間を快適かつ省エネにしていくことが私たちの役目です。入社以来一貫して計装事業に携わり、1年目から主に東京都内の大型オフィスビルや商業施設を担当してきました。現在では、サブコン(設備工事業者)の事務所に常駐しながら、自分自身が「現場代理人」として現場の作業メンバーを束ね、工程・予算管理や施工図の作成なども行って業務の幅を広げています。
「現場代理人」は、施工現場全体を取り仕切る責任者です。サブコンと一緒に、設計事務所やゼネコンとの打ち合わせを重ね、建物全体の制御システムを構築していきます。検討すべき内容は、「温度制御方法」「風量制御方法」「どのような空調システムなら省エネになるか」など、多岐にわたります。それらの課題をクリアするため、各種検討・打ち合わせを重ね、施工の流れを細かくシミュレーションし、システムを構築するにあたって障壁となる点を洗い出していきます。過去の現場で取り入れてうまくいった制御方法だとしても、機器の仕様や空間の大きさ、使用用途が異なれば同じ方法が成り立つとは限りません。もしも制御システムに不具合が生じれば、建物の利用者の方々に大きな影響が及ぶので、私たちの仕事には緻密さと責任感が問われると思います。
ただ、そうした難易度の高い仕事だからこそ、携わった建物の竣工時の達成感は何物にも代えがたいものがあります。入社以来、多くの物件を担当してきましたが、ひとつとして同じ物件はないからこそ学びも多く、ひとつの建物を竣工させるたびに「もっと難しい案件に携わりたい」というモチベーションが湧いてきます。
02
周りの方々に支えられながら成長し、
東テクの代表として現場を担う
東テクは、社内でもコミュニケーションが活発で、分からないことがあればすぐに上司や先輩が相談に乗ってくれます。先輩方はいつも具体的な解決策をアドバイスしてくれますし、ときにはお客さまとの打ち合わせに同席してサポートしてくれます。「何かあれば、全員で柔軟に対応しよう」という東テクのマインドが、東テクの強みでもあると実感しています。
そのような支え合う風土があるからこそ、学生時代の専攻は問わず、経験を重ねることで活躍・成長できるフィールドが東テクにはあると思います。「周りに聞いて学んでいこう」「竣工までやり遂げよう」という姿勢があれば、上司や先輩方はしっかりと向き合って成長を後押ししてくれます。自らに学ぶ意思があれば、自動制御に関して専門知識を身に付けるためのメーカーの勉強会に参加することもできますし、社内ではベテラン社員を講師にした勉強会も行われているので、ノウハウを共有する機会も多いです。向上心を満たすための機会はたくさんあるので、自ら積極的に動いていくことが大事だと思います。
積極的な姿勢は、施工現場でのコミュニケーションにも活きてきます。現場では東テクのメンバーの他にも、お客さまであるサブコンや協力会社、他の設備工事業者の方など多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をしていかなければなりません。だからこそ心掛けているのは、普段から周りに積極的に声を掛け、気軽に意見を言い合える関係性を築いていくことです。たとえば、お客さまから設計変更のご要望をいただいた際には、メーカーや協力業者の方々とどこまでが実現可能かを議論し、全員が納得できるようなご提案をしていくことを心掛けています。そのような意識を徹底しているからこそ、一緒に働いた方から「東テクの人とはコミュニケーションをとりやすい」「安心して働くことができる」という声をいただいたときは、とても嬉しく充実感を感じます。
03
「あの人なら何でも知っている」と、
メンバーから頼られる存在になりたい
年次が浅い頃から、都心の大型オフィスビルや商業施設などの物件に携わらせていただきました。上司や先輩からたくさんのチャレンジの機会をもらえたのは、私の「あきらめない姿勢」を評価してもらえていたからだと思っています。「どのような現場でも最善を尽くし、お客さまの信頼を得る」を信条に動いてきた結果が今につながっているとも思っています。大きな現場になればなるほど、関わる方も多いですし、お客さまからの要望も複雑で難易度が上がっていきます。これからも、その難しさを越えた先の達成感を味わいたいので、成長を続けて頼られる存在になりたいです。
また東テクの組織の中では、リーダーとしてチームを束ねていくことに挑戦したいです。現在は係長のポジションで数名の後輩を率いる立場ですが、数年後には課長のポジションに就くことを目指して、マネジメント領域の仕事にも取り組んでいきたいと考えています。マネジメント力を磨くために、自分の管轄外の現場を担当するチームも複数見ていくなどして、関わる範囲やサポートできる範囲を広げていきたいです。上司や先輩方のように、「あの人に聞けば、何でも知っている」「いつも分かりやすく説明してくれる」と言ってもらえるような存在になり、これから一緒に働いていく後輩たちの育成にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
04
「困ったときには東テク」と、いつでも頼られる会社になりたい
私自身これからの東テクには非常に期待しています。計装事業部の売上は順調に伸びて案件数も増えていますし、依頼される仕事の幅も広がっていることを実感しているからです。東テクの一番の強みである空調設備を担当することが多いのですが、物件によっては電気設備の制御や、衛生設備の制御など建物全体の制御システムを構築することもあります。また、それらのシステム構築から施工だけではなく、稼働後のメンテナンスまで東テクが一貫して提案・受注する案件も多くあります。その中で、現場での丁寧な仕事ぶりを評価していただいてリピートにつながるケースも増えていることを実感しています。幅広いニーズに応えられるのが東テクの強みであると思っており「機器販売なら東テク」「計装工事なら東テク」「メンテナンスなら東テク」「省エネなら東テク」、このように、あらゆる分野でお客さまの頭にすぐ“東テク”が思い浮かぶような、唯一無二の企業を目指して、私も事業成長に貢献していきたいです。
入社以来長く働いているからこそ、東テクは自分の人生にとって大切な場所になっています。だからこそ、東テクの成長と計装事業の成長、自分自身の成長をすべて実現させていきたいと考えるようになりました。それを実現させることが、会社への恩返しだと思っています。
オフの過ごし方DAY OFF
休日は、子どもたちと一緒に買い物や公園に行ったり外食をしたりと、家族との時間を大切にしています。平日は家には仕事を持ち込まず、自分のための自由時間もつくり、翌日スッキリと仕事に向かえる準備をしています。また、東テクは福利厚生も充実していて働きやすいと思います。たとえば、社宅制度による家賃補助や、社員の資産形成に役立つ財形貯蓄制度、充実した余暇をサポートする保養所や各種割引制度など、親身に社員のライフプランや日々の生活のことを考えてくれる会社だと、あらためて思います。